Test Field

  • Thailand

    ペレット製造設備を所有する地元企業ととともに、燃料向けソルガムの栽培で協業しています。農機具や灌漑設備を取り入れた大規模栽培を前提とした圃場です。栽培からペレット製造、発電までの一気通貫したフィジビリティスタディを行い、将来的には20万haの栽培を目指します。

  • 福島県

    県内2か所に圃場があり、燃料と食糧、それぞれの用途に最適な品種を栽培しています。また、地下2メートル以上もの深さまで成長するソルガムの根にどれほどの炭素が固定されるのかを数値化する方法論を確立するための検証も行っています。

  • 長野県

    子実がたくさんなる品種を栽培し、地元の生産者の協力を得て、製粉にしたり、発芽した実を発酵させてビールをつくったりと、食材としての可能性を研究している圃場です。

  • 熊本県

    化学触媒を使わず、バクテリアの生体反応を利用したバイオプロセスでエタノールをつくるための糖度の高いソルガムを栽培しています。茎の搾汁液に適したバクテリアの共同研究を大学とともに行っています。

  • 鹿児島県

    日本では一般的にソルガムの播種は春、収穫は秋ですが、より短い期間でも育つ品種を栽培しています。収穫をせず、わざと立ち枯れのままにして冬を越すことで、燃料化のための生産プロセスを減らしたり、エネルギー密度を検証したりする予定です。

  • 沖縄県

    センサーを試験的に導入し、温度や湿度、風速など圃場の環境をモニタリングしています。年間を通して温暖な地域の特性をいかし、穂が付く前に収穫することで、年に3回茎や葉を刈ることが可能か、検証を行っています。